夏秋キャベツ生産量日本一の群馬県嬬恋村でトラクターの展示会が開かれ、国内最古と見られる約100年前のトラクターが紹介されています。
嬬恋郷土資料館で開かれているトラクター展は、キャベツ王国・嬬恋村の農業の近代化を支えたトラクターの歴史を紹介するものです。
こちらは、国内に現存する中で最も古いと見られる「フォードソンF型」です。アメリカ・フォードのトラクター部門として独立したフォードソンが約100年前に製造したものです。
フォードソンF型は、かつて北海道で使われていたもので、嬬恋村で農機具販売業を営む金子健次さんが修理し、所有しています。
こちらは、嬬恋村ではじめて導入されたトラクター「フォードソンデキスター」です。1960年前後に製造されたもので、日本のサラリーマンの給料が1万6000円ほどだった当時の販売価格は100万円を超えたということです。
時代ごとのトラクター合わせて9台が紹介され、自動操縦が可能な最新モデルも展示されています。
この展示会は、来月5日まで嬬恋郷土資料館で開かれています。
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